アロハ!
皆さんはハワイに旅行に行く際にはどんなことをされて時間を過ごしますか?ビーチですか?それともアクティビティに参加しますか?ショッピングも楽しみの一つですね。実際、統計を取ると日本からハワイへ来られる方は、ショッピングしたい!という方が非常に多いそうです。お買い物も楽しいですが、ハワイでは「ルアウ」がとってもポピュラーなディナー&ショーとして有名です。もちろん!ポリネシア・カルチャー・センターでもルアウを長年やっています。

そもそもルアウとは、ハワイで様々なお祝いの際に行われた宴のことです。豚の丸焼きなどが象徴的なルアウの食事です。イムと呼ばれる地中のオーブンで焼かれます。センターでもイムを使って長い時間を掛けて豚の丸焼きが調理されます。毎日朝に準備して、夕方のルアウディナーの時間に間に合わせます。

ハワイには観光用にたくさんの場所でルアウが行われています。ルアウには興味があるけど、一体どこのルアウに行ったら一番いいのかな?と思うのが普通だと思います。今回は特に、ポリネシア・カルチャー・センターのルアウは何が違うの?と言った疑問にお答えしたいと思います!
- センターはルアウだけじゃない!世界最大のポリネシアンショーに村でのアクティビティーもある!
ポリネシア・カルチャー・センターは、5万坪の敷地に6つのポリネシアの村が再現されています。そんな広い所なので、ルアウだけやっている訳ではありません。

(2021年6月時点では)午後1時からポリネシアの村は開園します。サモア、アオテアロア(マオリ)、フィジー、ハワイ、タヒチ、トンガの村があり、それぞれの村でアクティビティに参加できます。たとえばサモア村だと、ハイビスカスの木を使った火起こしや、ファイヤーナイフダンスの練習、アオテアロア村ではポイボールダンスやスティックゲームなど。他にもハワイ村でフラや、タヒチ村でタヒチアンダンスなどの体験があります


実際に園内の全てを体験しようとすると10~16時間以上の時間が必要、なんてのも言われています。おすすめは、トンガ村のカヌーパドリング!人気なんですが、村でショーが行われている間はアクティビティに参加できないため、限られた時間にしかできません!ぜひマップとスケジュールを見て開いた時間をご確認ください。

午後1時からルアウが始まる午後5時までたっぷりと遊んだら、ルアウ会場へ行きましょう!ルアウが終わるのが大体午後6時半頃です。その後は、ナイトショー会場である、パシフィックシアターへと向かいます。歩いて3,4分ぐらい。そうなんです。ルアウのディナーショーがセンターの終わりではないんです。ここからがセンターの目玉です!午後7時半からは「HA:ブレス・オブ・ライフ」という世界最大級のポリネシアンナイトショーが行われます。現在は新型コロナの影響で人数制限をしていますが、かつては2700名程のお客様が一度に入れるシアターにて、ショーを行っています。上映時間は大体1時間15分程。ストーリーがあるので、英語が分からなくても大丈夫です。後半のファイヤーナイフダンスでは大迫力の演出で興奮すること間違いなし!筆者も仕事で何十回と見てますが、毎回涙が出ます。このショーがあるからこそセンターの事を皆さんに伝えたい!という気持ちにいつもさせてくれます。
2.センターのルアウは、リリウオカラニ女王を称えるショーへとリニューアル!全編フラのルアウへ
現在のルアウショーというと、商用的にカスタマイズされたショーが多く、例えば、様々なポリネシアのダンスが披露されたりします。例えば、以前のセンターのルアウではタヒチやマーケ―サスなどが紹介されていました。特にタヒチは見栄えも良かったりするので、センターだけでなく、他のルアウのショーでもよく組み込まれたりすることが多いです。そういった経緯もあり、2019年にルアウを本当に伝統的なものに戻すため、センターではルアウを全編フラのショーへとリニューアルしました。ルアウのテーマは「オニパ・ア」。実はハワイ最後の女王であるリリウオカラニ女王の格言で、「確固とした、不動の」などの意味があり、彼女の生涯そのものを表した一言でもあります。ショーの中でも、リリウオカラニ女王を模したロイヤルコートの入場シーンがあり、彼女があたかもルアウを催しているかのような雰囲気となります。ルアウで使われる全ての曲が、リリウオカラニ女王が作曲した曲を使っています。まさに彼女へのリスペクトのショーです。フラカヒコ(古典)の迫力にも圧倒されますが、ダンサーがメインステージだけでなく、ルアウ会場の各所で踊るので比較的遠い席からも近くでフラを見ることができます。
3.クオリティの高いディナー

今までも美味しいディナーを提供していましたが、コロナ禍で様々な準備をしさらに改善されたメニューを是非味わっていただきたいです!シェフも変わり、以前センター横に隣接するパウンダーズレストランでシェフをしていた、シェフ・フェリックスがセンターのルアウやゲートウェイビュッフェを担当することになりました。彼がシェフになってからレストランの業績が驚くように向上し、メニューも美味しくなりました。そんなシェフが全てのPCCのレストランを担当することになったので、期待せざるをえません。ここで一部のメニューをご紹介します!
4.最後はナイトショー「HA:ブレス・オブ・ライフ」

あー、お腹もいっぱいになったしディナーショーは素晴らしかったし、そろそろ帰ろうか、というのは間違いです!ルアウのディナーショーが終わった後に待っているのが、ナイトショー「HA:ブレス・オブ・ライフ」です。アンケートを見ると、PCCで何が一番良かったですか、という質問に対して6~7割近くの方がこのナイトショーと仰ってくださいます。「ポリネシアの村楽しかった~。ルアウも本格的で料理も美味しくて楽しいのに、さらにナイトショーがあるだと!」なんて驚いてくれたら嬉しいです。実際に、この山盛りぐらいのツアー内容をよく把握しないで来られる方もいらっしゃるので、「え!?こんなにやることあるの!?想像してたより楽しい!」とアンケートに書いてくださる方も多いです。

ナイトショーは7時半から始まりますが、7時から会場に入ることができます。
ナイトショーの中はこんな感じです。ショーの間の撮影は禁止されています。
ナイトショーの細かい内容についてはまたの機会にしますが、英語が分からなくても理解できるショーです。主人公マナが、様々なポリネシアの島々で文化を学びながら成長していく様をストーリー仕立てにしたショーです。なかでもクライマックスのファイヤーナイフダンスは是非近くで見てもらいたいです。(途中で席の移動はできませんのでご注意ください。)パッケージのお勧めは、スーパーアンバサダーパッケージです。一番前か2列目の席で迫力のショーを観ることができます。

ショーが終わるのが午後8時45分ぐらいで、帰りのバスは9時~9時15分辺りに出発します。ワイキキに着くのが午後10時15分頃になります。
このようにお昼すぎから夜にかけて一日遊べるポリネシア文化のテーマパークがポリネシア・カルチャー・センターです。ワイキキからは車で1時間と少し離れてはいますが、楽しい思い出を作れますよ!将来のハワイ旅行計画の一部に入れていただけたら本当に嬉しいです😊
Webサイト:https://polynesia.jp