ポリネシアを食べる!

パウンダーズレストランのエグゼクティブシェフに世界的に有名なシェフのグラハム・エリオットが就任

Graham Elliot named Executive Chef at Pounders

グラハム・エリオットは料理の腕でもSNSでも活躍するトップクラスのシェフです。ジョンソン&ウェールズ大学で料理を学び、料理人として初期の頃には既に多くの賞を受賞していました。そして世界的にも認知されたマスターシェフとなりました。

そして、なんとエリオットはこの度ポリネシア・カルチャー・センターのフキラウマーケットプレイス内にあるパウンダーズレストランのエグゼクティブシェフに就任しました。

一体なぜ彼がここまでたどり着いたのか、なぜパウンダーズレストランのポジションに就くことになったかなどについて彼に聞いてみました。image of Chef Graham Elliot holding two squid along the Hawaii shoreline

Graham Elliot loves the sea and the amazing things that live there

最初の質問:なぜハワイなのか?

実はエリオットの父親は海軍に勤めていたため、様々な基地を転々としていたそうです。6年間ですが、エワビーチの学校に通っていました。「人生においてハワイが自分の故郷だといつも感じていました。毎年ハワイに戻るようにしていました。直近7年間は、ハワイフード&ワインフェスティバルにも参加していました」とエリオットは言います。「シェフのフェリックス・タイ(元パウンダーズのエグゼクティブシェフ)とはそSNSで知り合い、2月にハワイに来た際に出会いました。ハワイに行く際には会う必要があるとお互い思いました。一方で、私は自分を変える機会を探していました。そしてオアフ島に4月に急遽飛んできました。荷物はスーツケース2つだけでした。」

「今は、普通の部屋に住んでいて、テレビすらありません。でも海にはすぐそこで、それで十分でした。都会の裕福なマンションは探していません。」

 Food server standing in-front of Pounder's Kiawe Oven holding a plate of he'e octopus

パウンダーズのメニューはさらに新鮮さとローカルの食材にフォーカスしています。

なぜパウンダーズなのか?

「ハワイに来たときのプランは、まずは何人かの友人に会うことでした。フードトラックをオープンする予定の人や、料理教室を開こうとしている友人がいました。しばらくはその人達を助けていました。そして、ある日フェリックスから、PCCのルアウやイム料理(地下オーブン)を一緒に体験しないかという誘いがありました。それはとても素晴らしい体験でした。なんだか何年も知り合った友人かのように話しました。そして彼に言いました。忙しくしたいから、もしハワイで何かいい話があったら教えてくれ、と。次の朝、彼が電話してきて、「いろいろな場所も考えたけど、パウンダーズレストランがエグゼクティブシェフを探しているんだ。興味ある?」と言いました。“

そして、センターのフードサービスの部長であり、ハワイレストラン協会のチェアマンでもあるグレッグ・メープルに会いました。なんだかとてもフィットした感じがしました。皆が同じ状況にいました。目指しているゴールも同じマッチしていました。とても自然な感じがして、純粋に可能性にわくわくしていました。」photo of three men at a Samoan cookout at the Islands of Polynesia in the Polynesian Cultural Center

サモア料理を学ぶ様子 – 左から グラハム・エリオット、サモア村カルチャーアンバサダーのクリスポー・リフ、そしてポリネシア・カルチャー・センターのエグゼクティブシェフのフェリックス・タイ

ポリネシア文化の保全 

「ポリネシア・カルチャー・センターはポリネシアの文化を代表する場所です。地元のコミュニティに多大な貢献をしています。パウンダーズレストランは、美しいポリネシアの文化に敬意を表するためのメニューが必要だと感じました。

この役割を担うにあたり素晴らしいと思ったことは、キッチンがセンターの理念を表していることでした。スーシェフは日本文化のバックグラウンドを持っていて、サモアやトンガ出身の人々がいます。キッチンのチームが、まさに良い見本となっています。

グレッグが印象深いことを言いました。「文化を正しく敬意を持って保全し描写することと、6-7割から成る学生の従業員たちにおいて、私たちの仕事がポリネシアの将来に与える影響がいかに重要か忘れることがあります。」

多くの学生達が、太平洋地域の多くの国からやってきています。私たちの焦点は、学生達が自らの将来、家族の将来、そしてコミュニティに貢献できるように大学で専門の教育を受けれるようにすることです。私たち全員がこの目標から恩恵を受けています。

Image of 10 members of Pounders Restaurant management team meet to begin planning changes and upgrades to the restaurant

パウンダーズのマネジメントチーム

伴に働くチーム

私の今までの仕事の中で、エゴが強すぎて「ここは俺のエリアだ!近寄るな!」といった態度を見てきました。ここではそれはありません。フェリックスと私は伴に働いています。私の必要なことを彼に伝え、彼も私の意見を聞きます。同じビジョンにおいて団結しており、お互いを本当に尊重しています。

グレッグ・メープルも最高にクールな人です。私はとてもポジティブな方で、良い状態を保ち、他の人を元気づける方です。グレッグも同じタイプの人です。正直な所、今までセンターで一緒に働いた人は良い人というだけでなく、センターの使命に真剣に取り組んでいる人ばかりでした。例えば、私のキッチンのメンバーは、これまで、完全に機能するプロフェッショナルなキッチンに必要な種類のトレーニングを受けていませんでした。私たちは今それを変えています、そして彼らはとても一生懸命に努力していて、本当に真剣に取り組んでいます。ここには、ハイエンドのダイニング体験を実現するための多くの可能性があります。私たちは、ゲストとスタッフに本当に違いをもたらすことを知っています。image of food services staff at the Polynesian Cultural Center pose for a 'masked' photo with Chef Graham Elliot

シェフグラハムがポリネシア・カルチャー・センターのキッチンを訪れた時の様子

次のステップ 

このコロナ禍で制限のある中を利用し、シェフ・フェリックスと関係を築き、新しいメニュー、スタッフのトレーニング、チーム構築のために数日をかけて閉店しました。私たちは今、ハイレベルのサービスと料理を提供する準備ができています。

素晴らしい料理と優れたサービスに加えて、私はレストランをセンターの延長にしたいと思っています。ゲストにとってもたくさんの学ぶ機会があります。たとえば、使用する果物をお見せします。ゲストは新しい味を体験するだけではありません。グアバが実際にどのような果物かを見ることができたり、採れたてのパンノキ(ブレッドフルーツ)のざらざらした硬さを感じることができます。

image of a half pineapple shell

パウンダーズの新メニューは地元の陸と海の食材を使っています。

さらに次のステップ

デモンストレーションや、料理教室、特別なイベントを行いたいと思っています。ポッドキャストからハウツービデオまで、あらゆるソーシャルメディアで積極的に活動する予定です。また、農場から食卓までの食事の概念について私たちのケイキ(子供)を楽しませ、彼らが食べるものに興味を持つように刺激するために、地元の学校を訪問したいと思います。

そうです。たくさんあります。可能性について大きなリストを作るのはとても得意なんです。目標達成のために団結して努力するのは爽快です。ただし、最初に、パウンダーズレストランと、アリイ・ルアウ、ゲートウェイビュッフェ、センター全体のフードキオスクで、全てのアップグレードを完了する必要があります。もちろん大変な作業ですが、武闘家のユライアフェイバーは「大きく夢を見て、前向きであり続け、一生懸命働き、旅を楽しんでください」と言っています。

Man cooking in front of a Napalese brick oven
パウンダーズキッチンのグラハムエリオットシェフエリオットは、ジェームズビアード財団の3つのノミネートを含む多くの権威ある称賛を獲得し、2004年にフード&ワインマガジンの「ベストニューシェフ」の1人に選ばれました。27歳で、彼は最年少の4つ星シェフになりました。米国の主要都市で。 2008年5月、彼は彼の名を冠したレストランGraham Elliot Bistroをオープンしました。これは、ミシュランの2つ星を獲得したわずか15の米国レストランの1つになりました。彼は、MasterChef&MasterChef Juniorシリーズの10シーズン、Bravoのトップシェフの審査員としての3シーズンなど、数多くのショーに出演しています。彼はまた、ブラボーのデジタルシリーズ、Going Off the Menu、ABCのFamily Food Fight、FoodNetworksのCooksvs Consにも参加しており、今年後半に新しいPBS番組を放送する予定です。しかし、それだけではありません。メジャーリーグベースボールは彼をMLBグラブツアーのホスト兼料理特派員に選び、10年以上にわたってロラパルーザ音楽祭の料理ディレクターを務めてきました。シェフのグラハムには、息子のマイロ、コンラッド、ジェデダイアの3人の新進気鋭の「スーシェフ」がいます。彼はコミュニティへの還元を固く信じており、シェアアワーストレングス、アメリカ心臓協会、スマイルトレインなどの複数の慈善団体に幅広く関わっています。

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