ブリガム・ヤング大学ハワイ校(BYUH)の学期が終わりを迎えました。残念ながら、COVID-19(新型コロナウイルス)による制限のため、伝統的な卒業式を開催することができませんでした。しかし、ポリネシア・カルチャー・センターのシアター&ゲストサービス部門は、ユニークな方法で卒業する従業員たちを称えました。HAのリハーサル終了時、シアター部門で働く卒業生全員がステージに呼ばれました。「マナ」(HA:ブレスオブライフの主人公である青年の名前)の指揮のもと、キャスト全員が卒業生へ送るハカを披露しました。未来へ向かって旅立つ仲間の功績を称え、激励の気持ちを込めました。
シアター部門の卒業生たちをハカで称える様子。
ゲストサービス部門は、ミニ卒業式を開催しました。プロフェッショナル、スピーカー、パフォーマンス、独自の卒業証書でプログラムが構成されました。世界中に散らばっているポリネシア・カルチャー・センターのガイドたちは、zoomを通じて参加しました。マオリの学生たちによる即興のハカでこの特別な会を閉じました。
ゲストサービス部門の卒業生たち
卒業生たちへユニークな賛辞を送る両部門を見ることは、心動かされる経験でした。ポリネシア・カルチャー・センターで共に時間を過ごすうちに、家族となったチームメンバーたちと心からのアロハを分かち合うのを目の当たりにしました。自分の家族が節目となるイベントに参加できないことがわかった時、互いにイベントを思い出に残るものにしようと立ち上がったオハナを見ると心温まりました。感動するパフォーマンスとはこういうものだと思いました。
ゲストサービス部門の卒業生たちによるハカが披露されました。
卒業生の皆さん、おめでとうございます!ポリネシア・カルチャー・センターでの経験が、この「特別な場所」を去るにあたり、「改善に貢献し、全ての人を高め、祝福となる」ための素晴らしい準備期間となったことを願います。アフイホウ。(ハワイ語で「また会う日まで」という意味)