
スパム-あのちょっと変わった肉の塊が入っている缶詰-をスーパーで見かけることも多くなってきましたね。ハワイでは、スパムは人気があり過ぎて、何とスーパーへ行くと鍵のついた棚に陳列されている所もあるそうです(あくまで一部の店です)。こんなに愛されている食べ物が、ロコの大好きなむすびの具になっているのは当然のことでしょう。
「MUSUBI」という言葉は、日本の「おむすび」に由来しています。実は、日系ロコのバーバラ・フナムラという女性が、スパムむすびを考案し、ハワイに普及させた人物です。 ポリネシア・カルチャー・センターのスタッフであるレベッカ・サバローンズの簡単で楽しく作れるスパムむすびのレシピを皆さまにお教えします。スパムむすびがなぜこんなに人の心をときめかせるのか、しばし思いを馳せてみてくださいね。
スパムむすび
(8-10個分) 調理時間:20分
材料
お米 2カップ
SPAM 1缶
焼き海苔 10枚(半切)
ふりかけ 大さじ2(お好みで)
タレ
マカデミアナッツ・オイル(なければサラダ油)小さじ1
醤油 1/3 カップ
砂糖 大さじ2
米酢または白酢 1/4カップ
炒ったセサミシード 大さじ1(お好みで)


作り方:
- ご飯を炊きます。ご飯は若干粘り気のあるものが良いでしょう。ご飯が固くなりすぎないようにしましょう。
- スパムを縦に5ミリくらいの厚さに切ります。(8-10枚くらい)
- スパムをフライパンで両側に軽く焦げ目が付くまで焼きます。スパムをフライパンから取り出し、油を拭き取ります。
- 同じフライパンにオイル、醤油、酢、砂糖、セサミシードをを入れ混ぜます。タレにとろみが出てきたら、弱火にします。
- タレにとろみがついたら、スパムをフライパンに戻し、タレと絡めます。火を止めます。
- 炊き立てのご飯を8-10等分し、スパムむすび型に同じ量になるように入れるか、22cmx33cmのオーブン皿等にご飯を入れます。(ご飯の厚さが、スパムの2倍の厚さになるようにします。お好みに応じて調整してください。)スパムむすび型かヘラでご飯をプレスします。
- お好みの量のふりかけをかけ、余っているタレを少々かけます。
- プレスしたご飯の上にスライスしたスパムを載せ、もう一度プレスします。ご飯を切り分け、オーブン皿から出すか、スパムむすびメーカーから出します。むすびの真ん中あたりに焼き海苔を巻き付けます。
オマケ:焼き海苔を巻きつける前に、焼いた卵をスパムの上に乗せても美味しいですよ!できたてをすぐに食べても美味。ラップで包んでおいて後で食べることも可能です。(ビーチに持って行きましょう!)
ヒント:スパムむすびは冷凍保存も可能です。外出先で温め直しておやつや軽食にどうぞ。