ポリネシア・カルチャー・センターが、パンプキンスープのレシピをお届けいたします。私の大好きなレシピのひとつであることは間違いありません。カボチャは、南国の気候の中で美しく成長するため、ポリネシア全土でカボチャを使ったいろんなレシピがあります。特にフィジーでは、パンプキンカレースープはとても人気があります。しかし、これから紹介するレシピは、恐らくその中で最も簡単なレシピになります。残り物のカボチャがあれば、(カボチャのピューレ缶でも構いません)10分以内に調理し、テーブルに出すことができます。事実、ポリネシアの島々では、シンプルなレシピが基本となっています。しかし、ちょっとした気合の入ったレシピをお求めの方にも、このスープはピッタリです。工夫次第でアレンジ可能です。
では、まず基本から始めましょう。絶対に必要な材料は何でしょうか?4種の材料が基本になります。調理済みのカボチャ、ココナッツミルク缶、塩、胡椒です。これらの4種の材料だけでも、見た目も綺麗でトロリとした、臓器に染み渡るスープが完成します。しかし、パンプキンスープは、様々なアレンジが可能です。個人的には、細かく刻んだタマネギ、ニンニク、ピーマンに、サワークリーム少々をスープにトッピングしていただくのが好きです。このブログの最後に、その他のアレンジ方法のリストを掲載しています。
たった4つの基本の材料があれば、すばらしいスープが出来上がります。
パンプキンスープの材料
1. 調理されたカボチャとココナッツミルク缶
2人分の場合、カボチャを240ml、ココナッツミルクを240mlを用意します。4人分の場合、480mlのカボチャ(パンプキンピューレ缶も可)に、ココナッツミルク缶を1缶準備します。
2. 塩胡椒で味付けします。
3. お好みの材料を加えます。
パンプキンスープの手順
もし生のカボチャから調理を始める場合、カボチャを5cmほどのサイコロ状に切ります。(皮と種は取り除きます。)十分な量の水を入れた蒸し器か鍋にカボチャを入れ、塩少々を加え、約15分から20分、柔らかくなるまで煮込みます。水を捨て、冷まします。
カボチャをよくつぶし、240ml(2人分の場合)もしくは480ml(4人分の場合)のカボチャペーストを測り入れます。
ココナッツミルクを加えます。この時点で、あえて少しスープに塊を残したい方は、そのままよく混ぜます。もしくは、滑らかなスープを作りたい場合は、ミキサーに入れ、スイッチを入れ混ぜます。10秒もあれば十分です。ゴムベラを使って、容器から取り出します。スープが固すぎる場合は、牛乳もしくは水を少々加えます。鍋に入れ、中火で温めます。大きな少なくとも1分毎に混ぜるようにしてください。沸騰させすぎて巨大な気泡ができないように気をつけてください。
塩胡椒を加えて味付けし、お皿に盛り付けます。
本当に簡単ですよ。
スープの濃厚さにご注目ください。
お好みの材料を加えることで、スープに彩りと味の深みが増します。

その他おすすめの材料:新鮮なバジル、生姜、カレーリーフ、ニンニク、タマネギ、ピーマン、人参
その他のアレンジ方法
最後に、味に個性を加えるアレンジ法のリストを掲載します。人参、ジャガイモ、ピーマンなどを加える場合、調理時間が長くなることが考えられます。材料の量やサイズは、お好みで調整してくださいね。
- タマネギ
- ピーマン
- ニンニク
- 生姜(素晴らしい組み合わせですので、オススメです。)
- カレーリーフ(新鮮なものでも乾燥したものでも可)
- 人参(すり下ろす)
- マッシュルーム
- ジャガイモ
- 羊肉
- 牛ロース
- 新鮮なバジル、ローズマリー、ディル、オレガノ
お皿に盛り付ける段階になったら、以下に記載している食材を少々、スープにトッピングしてみるのも良いですね。
- 少量のパプリカもしくはシナモン
- ヒマワリの種
- サワークリーム
- 削ったチーズ
- ガーリッククルトン
- 新鮮なサルサ