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フキラウ・マーケットプレイスと新しいオアフ・ノースショア・コートヤード・ホテル


ポリネシア・カルチャー・センターCEOであるアルフレッド・グレースが、ライエの歴史について語りました。

 フキラウ・マーケットプレイスで行われた最近のイベントで、ポリネシア・カルチャー・センター(PCC)CEOであるアルフレッド・グレースが説明したところによると、古代ハワイの時代、ライエはプウホヌアでした。プウホヌアとは、女性、子どもたち、高齢者が戦時中に逃げ込むことのできた聖域でした。また、カプ(タブー)制度を破った者が赦免を受けることができる場所でもありました。 

 ライエは、近代ハワイの時代でも、聖所であり続けました。ポリネシアの人々が、自分たちの信仰を貫くためにライエに集まり、現在のライエの基盤となりました。グレースは、1940年に教会堂が焼け落ちた際、ライエの居住者たちが礼拝堂を立て直すための資金集めとして1948年初めにフキラウ・プログラムを立ち上げた物語について語りました。「フキラウとは、古代ハワイの漁網のことです。時々見かけるのですが、ライエ湾で使われているものは、長さが1/2マイル(およそ800m)以上ありました。ゲストの方々は、ラウ(網に繋がれた葉)をフキ(引っ張る)するのを手伝うように招かれました。」

フキラウ(ハワイの地引網)の様子。

 「それから、ローカルの男性たちが、網から魚を引っ張り出し、ゲストの方々の口に魚を入れて写真撮影をし、喜ばせることがよくありました。これがフキラウ・プログラムのハイライトでした。写真や映画でこの様子がとても有名になり、ライエという地名が地図に載るようになったのです。ラウを引っ張るアクティビティの後には、盛大な祝宴が待っていました。もちろん皆さんもご存知のように、ルアウ(祝宴)として催されました。他の場所でもルアウはありますが、古き良きライエ湾で催されたフキラウほど人気があり、好評を博したルアウはありませんでした。『フキラウ・ソング』で語り継がれる不滅のものとなったほどでした。」 

 「多くの点において、古き良きライエ湾で催されたフキラウが、ポリネシア・カルチャー・センターの先駆けとなりました。ですから、フキラウに敬意を表して名付けられたこのマーケットプレイスが、当センターの入口となっているのは決して偶然ではありません。」と、グレースは語りました。

ハマナ・カリリの銅像。

 グレースは、マーケットプレイスでの体験は、「往年のフキラウのトレードマークとも言えるハマナ・カリリ-シャカサインの創始者-の銅像」に出会うことでもあることを続けて語りました。ライエ出身のハワイ人であるカリリは、工場で起こった事故で右手の真ん中の指3本の一部を失いましたが、観光客や子どもたちによく手を振っていました。そして、そのジェスチャーが、世界へ広まっていったのです。 

 「フキラウ・マーケットプレイスは、ポリネシア・カルチャー・センターを復元し、アップグレードするための野心的な事業です。私たちをインスパイアした方々からマーケットプレイスの設計・建設に携わった方々まで、この事業に多大な努力を払ってくださった全ての方々に感謝しています。また、愛するクプナ(高齢者)と奉仕宣教師の皆さんにも感謝の意を表します。そして、今は私たちと共にいない人々に想いを馳せます。フキラウの精神は、今もポリネシア・カルチャー・センターで生き続けています。」 

 同じ日に、144部屋を所有するコートヤード・オアフ・ノースショア・バイ・マリオットにより、コミュニティ祝賀会がありました。この新しいホテルは、PCCのマオリ村とフィジー村のマカイ(海側)に位置しています。

ハラウ・フラ・オ・ケケラのダンサーの皆さん。

 プログラムは、強いポリネシア色と共に進行していきました。貝殻のトランペット、エサー・デラ・ロザ・メイシーの指導によるコオラウロア・チルドレンズ合唱団の歌、地元の団体であるクプナ合唱団による音楽、ライエのケラ・ミラーの指導によるハラウ・フラ・オ・ケケラのフラが披露されました。アンクル・ジョー・アークイン−末日生徒の映画ジョニー・リンゴで父親モキ役を演じた人物-がビホールド・ライエを歌うのに合わせて、ミラーが即興のフラを踊りました。そして、元PCCハワイ文化/系譜エキスパートのサイ・ブリッジズによる伝統的な歓迎のチャントが唱えられました。 

 このプログラムの中で、マリオット・インターナショナル北アメリカ宿泊部門の最高開発責任者であるエリック・ジェイコブズが、ホスピタリティ・ツアーリズム・マネージメント・プログラムを含むブリガム・ヤング大学ハワイ校(BYUH)ビジネス経営学部の学部長であるデビッド・プリースに、5千ドルの奨学金の寄付を贈呈しました。 

 「このホテルに携わった方々がたくさんいらっしゃいます。皆さんから、このホテルにまつわる物語を聞かせていただくと、個人的かつ霊的な物語であることが多々あります。」と、ホテルの所有権を持つ企業ライエ・ベンチャーズLLCの経営パートナーであり、ユタ州を拠点とするウッド一族オーナーのメンバーを代表してクリス・ウッドが語りました。 

 「私たちが喜んでいることは、BYUHに通う学生たちをサポートできることと、仕事を提供できることです。」ウッドは、2ヶ月前にホテルを『ソフトオープン』した際に、50の役職におよそ400-500人の応募があったことを指摘しました。「コミュニティには、就労の機会が必要とされており、私たちがこのコミュニティに加わり、共に働くためにここに来ることができたことを祝福だと感じています。」 

 ウッドは、ライエ・コートヤードを管理するユタ州を基盤としたホテル経営会社であるロッジング・ダイナミックスについても述べました。「ロッジング・ダイナミックスは、このホテルを管理する要件を満たし、経験と能力豊かで、教養があり、熱心に働くローカルの方々を雇用しました。これは、BYUHが学生を教育していることと、ポリネシア・カルチャー・センターで経験を積んできた方々が多くいらっしゃることと関係があると思います。」

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