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ホリデーシーズンに寄付用自動販売機(Giving Machine)を設置

 ホラ貝を吹き鳴らす音色、ハワイ語のチャント、タヒチアンダンスをバックに、2019年11月19日、ポリネシア・カルチャー・センター内フキラウ・マーケットプレイスにおいて、末日聖徒イエス・キリスト教会の代表者、ポリネシア・カルチャー・センター、4つの地元の慈善団体は、2台の「寄付用自動販売機(Giving Machines)の除幕式を行いました。ホリデーシーズンの時期に合わせて設置されました。2020年1月1日まで設置予定です。 

ハワイ初

教会広報担当ワイラナ・カマウウ

 「教会がハワイに寄付用自動販売機を設置したのはこれが初めてのことです。」と、教会広報担当のワイラナ・カマウウは述べました。カマウウの説明によると、「寄付用自動販売機の構想は、初めに2017年にユタ州ソルトレークシティで発案されました。人々の生活に違いをもたらす迅速な奉仕の実践を奨励する目的で『ライト・ザ・ワールド(世界に光をもたらす)』ホリデーシーズン・キャンペーンの一環として始まりました。」 

 プログラムは拡大し、2018年にはニューヨークシティ、ロンドン、マニラ、アリゾナ州ギルバートにも設置されました。その年、230万ドルの寄付を集めるのに貢献し、92,000人以上の方々に恩恵をもたらしました。」今年は、さらに新しい設置場所を増やしました。ポリネシア・カルチャー・センターの他に、コロラド州デンバー、ネバダ州ラスベガス、ユタ州オレム、カリフォルニア州サン・ホセに設置されました。 

 カマウウの説明によると、「この2台の機器は自動販売機に似ていますが、寄付をする方は、困っている人の必要を満たす助けになる品目を選びます。」さらに、当センターとその他のロケーションに設置された装置は、地元の慈善団体を参加『パートナー』として迎え入れていることを指摘しました。 

 「今年、ポリネシア・カルチャー・センターが寄付用自動販売機を設置してくださったことを感謝します。」とカマウウは述べました。

参加パートナー

 ポリネシア・カルチャー・センター社長兼CEOを務める P・アルフレッド・グレースは諸々のコミュニティの活動や構想を支援する長年の伝統を続けていくことに触れ、「ユニークな機器を設置することで、素晴らしい慈善活動に携わることができるのは喜ばしいことです。厳選された地元及び国際的な大義に恩恵をもたらすことを嬉しく思います。」と答えました。 

写真(左から):トニ・ムラナカ(アロハ・メディカル・ミッションの事務局長)、マリー・サンダース(カトリック・チャリティーズ・ハワイの慈善事業担当副社長)、アルフレッド・グレース(ポリネシア・カルチャー・センター社長兼CEO)、ロン・ミズタニ(ハワイ・フード・バンクの社長兼CEO)、サマンサ・チャーチ(ファミリー・プロミスの事務局長)

 ポリネシア・カルチャー・センターに設置された寄付用自動販売機の提携団体:

 アロハ・メディカル・ミッション: ハワイと世界の両方で、医療、外科、無料の歯科医療サービスを提供しています(例えば、無料歯科クリニックは過去1年間で70人以上のBYUH学生を支援しました)。

カトリック・チャリティーズ : 過去72年間、高齢者、子ども、青少年、若い母親や家族に、カウンセリングとメンタルヘルス、住居の問題やホームレス問題の解決策、移民支援などを提供してきました。現在、38のプログラムがあります。

■ ファミリー・プロミス・オブ・ハワイ: シェルターの手配、衛生用品、識字率向上、交通手段、食事、育児支援を含む、家族のホームレス問題を解決するための包括的なソリューションを提供しています。

■ ハワイ・フードバンク: 最近起こった自然災害の被害に遭われた方々、会社が倒産して職を失った方々を含め、助けの必要な人々に毎月100万ポンド(約453トン)以上の食物を提供しています。 他には、ユニセフやウォーターエイドを含む全国又は国際非営利慈善団体と提携しています。

寄付金の行き先

 寄付されたお金は、全て提携の慈善団体へ直接送られます。末日聖徒イエス・キリスト教会が、寄付用自動販売機の運営に係る全ての費用を負担します。そして、ボランティアの方々が、機器の調整や毎日の補充を担います。 

 誰かの人生に違いをもたらす品物を与えることは、このシーズンの精神に真に焦点を当てる助けになります。例えば、オアフ島を拠点とした慈善団体に寄付をすることで、歯科検診や入れ歯の治療を受ける機会を与えたり、外出が難しい高齢者のために食事を提供することができるのです。清潔な衣服というシンプルな必要を満たすために助けが必要な家族にランドリーポッド(手動洗濯機)をプレゼントしたり、ある家族のために1日シェルターを提供することもできます。ハワイ諸島中にどんな違いが起こり得るか想像してみてください!この機器は、学校に信頼性のある便器の取り付け、新生児蘇生キット、村に井戸を引くなどの国際的なニーズを満たすための資金を提供する機会となります。

ホリデーシーズンに合わせて、2019年にポリネシア・カルチャー・センターに設置された寄付用自動販売機を通じて寄付することのできる品目の写真。

 その他の選択肢には、ポリオ予防接種、学用品、救急箱、靴、個人財政教育、1週間分のガソリン、学校用シューズ、缶詰などの食品、衛生用品、粉ミルク、その他のベビー用品などがあります。 

 このプログラムの最新情報と2019年度の寄付金の合計額は、www.LightTheWorld.orgで間もなく閲覧可能となります。

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