こども百科

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みなさんが南の島のことを考えるとき、きっとヤシの木が生えている島を考える人も多いのではないでしょうか?

ヤシの木にもたくさんのしゅるいがありますが、ヤシの実(ココナッツ)がなるのは「ココヤシ」といわれるしゅるいのヤシで、ポリネシア・カルチャー・センターにもたくさんあります。

ココヤシの木について調べてゆくと、ポリネシア・カルチャー・センターがもっと楽しめるかもしれないよ!

ココヤシの木が育つ場所

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ポリネシア・カルチャー・センター、サモア村のヤシの木

ココヤシの木は、ハワイのような一年中あたたかい場所で育ちます。ハワイやポリネシアがある太平洋をはじめ、インド洋、大西洋のような熱帯地域(ねったいちいき)といわれる温かい場所にあります。日本にもココヤシが育つ場所があるのか調べてみよう。ポリネシア・カルチャー・センターでは、たくさんのココヤシの木を見ることができるよ。どの木がココヤシで、どの木が他のヤシか見くらべてみるのもおもしろいよ。

ココヤシの木の実

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ヤシの実は固く何層もの皮でおおわれている

ココヤシの実の外がわはとてもかたい皮でおおわれていて、内がわにはまずほそいかたい糸がかたまったような繊維質(せんいしつ)の部分があります。その内がわにはもっとかたいからがあって、そのかたいからの中に胚乳(はいにゅう)という、飲むことができるえき体が入っています。胚乳は、実がじゅくしてゆくと白くかたまってゆきます。ココヤシの実は、水にうくので、海のしおの流れに乗って遠くにいどうすることができます。日本の歌で、遠くから流れ着いたヤシの実のことを歌った歌もあるけど、きょうみがあったらどんな歌なのか調べてみよう。ココヤシの実のことは、ココナッツともよばれていて、このよびかたの方を聞いたことがある人も多いかもしれないね。

ココヤシの実の取り方

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ココヤシの実は、木の高いところになる

ココヤシの実は、とても高いココヤシの木の上のほうになるので、人がとるのはたいへんです。アジアのサルがいるちいきでは、サルを使ってヤシの実をとらせたりすることもあるけど、もともとサルがいなかったポリネシアの島では、人が木に登ってココヤシの実をとっていました。ポリネシア・カルチャー・センターのサモア村で、サモアの人たちがどのように木に登ってココヤシの実をとっていたのか見てみよう。

ココヤシの実からとれる飲んだり食べたりできるもの

ココナッツジュース

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若いココヤシの実の中はココナッツジュースが入っている

まだじゅくしていないココヤシの実の内がわには、ココナッツジュースとよばれるえきたいがはいっていて、飲み物として飲むことができます。実がじゅくすとココナッツジュースの部分がかたまってしまうので、ココナッツジュースを飲むためには、実がじゅくす前にココヤシの木からとらなくてはいけなかったから、高い木にわざわざ人が登ってとらなくてはいけなかったんだ。

ココナッツミルク

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白い固まり部分は熟してゆくとだんだんふえてくる

ココナッツジュースとして飲むことができた胚乳(はいにゅう)とよばれたえきたいの部分の周りにある白い部分は、固形胚乳(こけいはいにゅう)とよばれる部分で、ココナッツミルクとよばれるものの原料(げんりょう)になるんだ。この部分は、ココナッツの実がじゅくしてゆくと多くなってゆくんだ。ココナッツミルクは、ヤシの木が生えている南の国ではりょう理によく使われます。ハワイでは、肉や魚をタロイモの葉といっしょににたり、ハウピアというココナッツ味のプリンを作るときに使ったりします。

 ヤシあぶら(コプラ)

toumei ココヤシの実がかんぜんにじゅくすと、ココナッツジュースやココナッツミルクだった胚乳(はいにゅう)の部分は、かたまります。かたまった胚乳(はいにゅう)をしぼると、コプラとよばれるヤシ油になります。コプラは、マーガリンやコーヒーフレッシュ、アイス(ラクトアイスというしゅるい)などの食べ物につかわれるほか、石けんやせんざいのざいりょうとしてもつかわれています。また、しぼりかすは、家ちくのえさとしてもつかわれています。

ココヤシの実や幹、葉を使ってできるもの、できること

 ココヤシの実のからを使う

coconutshells ココヤシの実のからを2つにわって、食事をする時のお皿や茶わんのように使ったり、飲み物を飲むときのコップのように使ったり、2つにわったココヤシの実のからにサメの皮をはって、プニウという小さな太こを作ったりしました。

ココヤシのせんいの部分を使う

coconuts_seni ココヤシの実の外がわの部分にあるせんいからは、ロープを作ったり、タワシを作ったり、マットを作ったり、火を起こすときに火がつきやすくするため使ったりしたんだ。ポリネシア・カルチャー・センターのサモア村で、どのように火をつける時に使ったのか見てみよう。

ココヤシの木のみきを使う

toumei ココヤシの木のみきは、家を作るときのざい木や、カヌーをつくる時のざいりょうとして使われました、また、木のみきをくりぬいて、サメの皮をはって、パフフラという大きい太こも作られます。

ヤシの木の葉を使う

toumei ヤシの木の葉は、家の屋根に使われたり、ほうきとして使うわれます。また、カゴをあむときの材料にもなります。

サモア村で見てみよう

ポリネシア・カルチャー・センターのサモア村では、ヤシの木に登ってヤシの実をとったり、ヤシの実をわってココナッツジュースを飲んだり、ココヤシの実を使って火をおこす様子を見ることができます。

ココヤシの木に登る

climbing ココヤシの実をとるには、とても高いところまで登らなくてはいけません。どのようにココヤシの木に登るのか見てみよう。

ココヤシの実をわる

husking 高い木の上からとってきたココヤシの実は、かたい何そうものからにおおわれていて、わるのはなかなか大へんです。どのようにココヤシの実のからをわるのか見てみよう。

火をおこす

firemaking ココヤシの実のからの外がわは、せんいでできています。ポリネシア・カルチャー・センターのサモア村では、そのせんいの部分を使って、昔ながらのやりかたで火をおこします。どのようなじゅん番で火をおこすのか見てみよう。